陸上競技

スパイクレビュー

“アディゼロプライムSP4″をレビュー!!【adidas】

アディゼロプライムSP4は世界的なドイツのスポーツメーカーであるadidasが展開するフラッグシップ短距離スパイクです。去年発売されたアディゼロプライムSP3 ストラングの後継機と言えるスパイクで、見た目の変化からわかるように大幅なアップデートがされました。今回私が購入したのはドイツの自動車メーカーであるメルセデス・ベンツの子会社に当たるメルセデスAMGとのコラボカラーです。アディダスもメルセデスAMGもドイツの企業ということ、2社ともスピードを求めていることでコラボが実現したのかもしれません。
ルール

跳躍競技でシューズ規程に抵触するパターンを解説

2024年の11月からロードを除く全ての種目でソールの厚さが20mm以下に統一されたので、20mm以下であればどんなシューズでもいいのかというと実は跳躍競技に限ってはそうともいえないのです。ご存じの方もいると思いますが実はシューズ規定の中に"跳躍種目で、靴の前の部分の中心点の靴底の厚さは、踵の中心点の靴底の厚さを超えてはならない(前足の中心は、靴の内部の長さの75%にある靴の中心点。 踵の中心は、靴の内部の長さの12%にある靴の中心点)。"という記述があります。この規定にあるように跳躍用スパイクはつま先の厚さが踵の厚さを超えてはならないというわけです。ですのでラン用スパイク=跳躍使用NGというわけでもないのです。例を挙げるとPUMAのエヴォスピードスプリントニトロは跳躍NGですがニトロ400は跳躍競技でも使用
スパイクレビュー

日本未発売!UA HOVR SKYLINE TJをレビュー!【アンダーアーマー】

UA HOVR SKYLINE TJはアメリカ発の大手スポーツメーカーであるアンダーアーマーが展開する三段跳、棒高跳用スパイクです。アンダーアーマーといえば日本では野球やフィットネ用のコンプレッションウェアの印象が強いと思いますが、陸上スパイクも短距離からフィールド用まで一通りラインナップがあります。短距離や跳躍用スパイクはなかなか形が変わりませんが、中長距離スパイクに関しては厚底の新作を出してきていますし海外ではトップ選手と契約しているのを見かけます。国内ですと中央大学女子駅伝部とパートナーシップ契約をしているそうです。ノリに乗っているランニング市場では活発に宣伝していこうとということでしょうかね。短距離で言うとケンブリッジ飛鳥選手が一時期アンダーアーマーのスパイクで走っていました。
スパイクレビュー

【HEALTH】中国メーカー製厚底スパイク”CP5″をレビュー!!【WA承認】

CP5は中国のスポーツメーカーであるHEALTH(海尔斯)が展開する短距離用厚底スパイクです。トップクラスの選手でも着用している人がいないのではあまり馴染みがありませんがWAのシューズリストに載った時に少しだけ話題になったためスパイクに詳しい方でしたら知っているかもしれません。WAの承認を受けてあるということは、このCP5はワールドランキング対象の大会や世界選手権などでも使用ができるということですので、もしかしたらこれから広まっていくかもしれませんね。形はアディダスのプライムSP2にそっくりです笑笑
陸上競技

アシックス製の平行ピンをマックスフライ用にしてみた話

みなさんマックスフライはお好きですか?私はプライムSP3派ですので最近は全然使っていませんが、プライムSP2が発売される前はマックスフライ1を使って100mのレースにでていました。その中でどうしても気に入らないことがありました。それはニードルピンしか付けられないことです。私は厚底スパイクこそ平行ピンがいいと思っている派で、当時どうしてもマックスフライに平行ピンを付けてみたかったので自分で加工することにしました。
スパイクレビュー

【NIKE】待望の次世代機?”マックスフライ2″をレビュー!!

マックスフライ2はアメリカオレゴン州に本社を構える世界的スポーツメーカーのナイキが展開する短距離用スパイクです。マックスフライといえば厚底スプリントスパイクブームの火付け役となったスパイクで、それが2024年にマックスフライ2としてアップデートされました。存在自体は2023年あたりからリークされていましたが、パリオリンピックに合わせて正式に発表された形だと思われます。
スパイクレビュー

【PUMA】最強跳躍スパイク!”evospeed long jump nitro2″をレビュー!

エヴォスピードロングジャンプニトロ2はドイツ発のスポーツメーカであるPUMAが展開する走幅跳スパイクの一つです。PUMAの走幅跳スパイクといえばこの"エヴォスピードロングジャンプニトロ2"以外にも中級者モデルの"エヴォスピードロングジャンプ"とカーボン搭載薄底モデルの"エヴォスピードフューチャージャンプ"があります。あと市場にほとんど出回っていませんが"エヴォスピードナイロジャンプニトロエリート"という男子棒高跳び世界記録保持者のアルマンド・デュプランティス選手専用機?があります。跳躍スパイクは種類が少なくなりがちですがプーマはすごいですね!
トレーニング

学生時代100m11.73だった跳躍選手が10秒台を出すためにやったこと

私ごとですが、陸上競技歴9年目である2024年の4月に念願の100m10秒台に到達しました!!タイムは10.96(+1.3)でした。100mのシーズンインに当たるレースでしたし、感覚的にも良い走りができていたように感じていなかったのでとても驚きました。さらに2024年シーズンは最終的に10.92(+1.5)まで記録を伸ばすことができました。そこで今回は学生時代11.73がベストだった跳躍選手である私が社会人になって10秒台を出すためにやってよかったことと、やらなくてもよかったことを紹介していきます。
スパイクレビュー

【adidas】アディゼロプライムSP3をレビュー!!

アディゼロプライムSP3はドイツ発の世界的スポーツブランドであるアディダスが展開している短距離用スパイクです。アディダスの短距離スパイクの中でも最上位に位置するモデルで、2022年に発売されたアディゼロプライムSP2の後継モデルでもあります。2024年6月に販売されはじめたためオリンピックに合わせてアップデートしたと考えられます。アディゼロプライムSP3は世界陸上短距離三冠のノア・ライルズ選手や110mH世界歴代2位(2024年現在)の記録を持つグラント・ホロウェイ選手など、多くの有名選手が着用しているためご存じの方も多いのではないでしょうか。
スパイクレビュー

【new balance】”FuelCell MD-X V3″を短距離目線でレビュー!!

FuelCall MD-X v3はアメリカのスポーツブランドであるニューバランスが展開する中長距離用スパイクです。こちらのモデルはFuelCall MD-X がモデルチェンジされたものとなっていて、ニューバランスと契約しているアスリートが着用しているためご存じの方も多いのではないでしょうか。代表的な着用アスリートといえば女子400mhの世界記録保持者であるアメリカのシドニー・マクラフリン選手です。2024年のパリオリンピックで50.37という驚異的な世界記録を叩き出したときもこのスパイクを着用していました。